公民館館長研修・金沢城の石垣を研鑽

県金沢城調査研究所副所長を講師とした今年度二回目の館長研修は、「金沢城の城郭と石垣について」をテーマに開催されました。
本市も県と共同で、金沢城などを含めた城下町の歴史的な財産を世界遺産にしようと運動を進めており、公民館の役割も大きなものがあり、歴史の積み重ねによる文化財について、新しい発見を含め大変役に立つ研修会となりました。
特に、石垣めぐりの現地研修では、お城の中の各歴史的な石垣を見学できるコースが整備されていることに驚くと同時に、身近なことを知らない・研鑽していないことに反省の多き一日となりました。 写真は、辰巳櫓の復元整備が待たれる石垣でありますが、昔は四段積みとなっていないそうで、三段目の石垣が江戸時代のものであり、復元には、この石垣を史実に基づいて積み上げ、その上に辰巳櫓を復元しなければならないことも知りましたが、実現できれば大変素晴らしい財産となるのではないかと、胸が高まったのは私一人だけではなかったと思っています。