今年もありがとうございました・・・

公民館だよりによる初めての「田上検定」について、各設問に対します写真と説明をホームページブログに、順次掲載してきましたが、見て頂きましたか?これからも、順次校下の文化遺産等を掲載していきますので、ご意見等頂ければ幸いです。
本年最後は、旧田上小学校跡地(藩政時代、田上煙硝蔵がありました)と金浦用水碑です。写真は、河北郡金浦組御仕立開地元文間絵図に記載されています「田上煙硝蔵」とその付近です。現在は、旧田上小学校跡地を運動広場に整備され、蔵のあった付近は住宅地となっていますが、藩政時代、五箇山から土清水の煙硝蔵と火薬製造所まで煙硝が運ばれた「煙硝の道」があり、関係して、二俣から若松への道や田上から戸室道などもありました。土清水とも関係の深い場所であり、鈴見には、大砲を製造したという鋳造所もあったようです。
市指定歴史遺産である「金浦用水」は、藩政時代からこの地域一帯を潤した用水で、浅野川から取水する用水の中で最も上流からの用水で、全長約4kmにおよんでいます。また、地元では、関係者により年数回は、江戸時代に掘削されたという隧道見学もできるようで、田上小学校の歴史学習にも活用されています。

