市公連の県外館長研修会
28日~29日の一泊二日で市公連公民館館長県外視察研修会が実施され、今年度のテーマであります「防災」について研修、各館長との交流や意見交換等により、思いを新たにいたしました。
最初の視察は、神戸市にあります阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」です。センターの語り部(ボランティア)によります当時(平成7年1月17日・午前5時46分)の話は、地震の怖さや実体験に基づく示唆に富んだもので、参加しました館長から声も出ませんでした。引き続き、4階にあります震災追体験フロアから3階・震災の記録フロア、2階・防災・減災体験フロアと順次視察し質疑等も行いながら、公民館の役割について再確認いたしました。次は、長田区役所内の震災資料室です。当時の貴重なビデオ(市職員が撮影)を観賞させて頂き、悲惨な状況を再認識させられました。
二日目は、淡路島の北淡震災記念公園の視察です。国指定天然記念物の野島断層を見ましたが、生々しい活断層の動きと地面のズレに驚きの声も。また、地震断層が横切る民家・メモリアルハウスの家具等の倒壊と散乱も見ることができ、兵庫県南部地震の震度7を体験しました。本当に怖い動きにビックリもいたしました。
いずれにしても、「防災」をテーマとしました今回の館長研修で、防災と安全、避難所のあり様等に思いを新たにすることができた有意義な視察研修となりました。