金沢モスクの卒業論文を町連会長へ
大学門前町学生のまち推進協議会(会長・板谷田上町連会長)は、学生たちの研究や調査活動等に対し、積極的に相談等に対応しこれまで幾つかの課題発表を受け、まとめた資料等の提供もあり、町づくりに活かしてきました。昨年、北陸学院大学人間総合学部社会学科の村上四回生さんから、予てから地域住民の価値観について関心があり、指導教員のアドバイスもあって、金沢モスク設立を地域住民が何故拒否反応を示したのかを、これまでの経緯、住民と信者の関係性や信者と地域住民が持つ価値観等を卒業論文としてまとめたいとの相談があり、板谷町連会長をはじめ理解者住民等との聞きとり調査等に協力し、地域の人と一緒にイスラム教徒の皆さんと金沢モスク内で意見交換も行いました。
イスラム教とは、どのような宗教か、どのように日本の社会の中で生きているのか、日本人のイスラム教に関する意識などについて、村上さんの卒業論文が出来上がり14日の午後、板谷会長にまとめた研究論文の提供がありました。板谷会長は、大学門前町学生のまち協議会としては、協力してまとめあがった研究論文であり、公開を含め役員会等で研鑽していくことを表明し受け取りました。