21期日研生の修了研究発表会
8日(月)は、金沢大学日本語・日本文化プログラム(日研生)第21期生の教育課程修了研究発表会でした。昨年10月に金沢大学に留学しました18名の日研生は、田上の会・里親との交流を続け、何回かの先生との面接から研究テーマを確認し、アンケートなどの調査活動をまとめて発表会に臨んできました。
日研生の研究テーマは、金大生の中古品の使用事情、日中観光行動における相違、中国人へのイメージ、外国語共通教育の意識調査、スカジャンの背景、イスラム教へのイメージ、日本ペット事情と法律、女子大生のメイクアップ、留学生のホームシック現状、日本の労働に関する義務感、恋愛関係における告白、副詞「全然」に共起する形容詞、日本マンガのオノマトペと翻訳、依頼に関する断り方、若者言葉「微妙」の使用場面、入浴行動とジェンダー、日越の同性婚意識、できちゃった婚意識など幅広いもので、眼からうろこの部分もあり、大変な勉強をさせて頂くとともに、質疑も交わし大人の意見も反映させて頂きました。
発表を終えた日研生は、論文にまとめて提出、先生からの了解を頂いた後、22日に修了式を行い帰国することになっています。今回も多くの里山の皆さんにご出席頂き、日研生を有機づけて頂き有難うございました。