歴史研究会で、日本国誕生と天皇家の話が
16日午前に開催されましたふるさと歴史研究会は、古代史にも造詣が深い会員の大田(金沢検定上級資格者)さんから、今国民が注目しています今上天皇の生前退位について、「古事記」・「日本書紀」・「魏志倭人伝」・「東夷伝」等を参考と・しました『天皇家にまつわるロマンに満ちたルーツを探る』を、氏の研究と研鑽を踏まえた詳細なお話があり、参加者一同思いを新たにいたしました。
白板には、魏志倭人伝・東夷伝・東夷の条・陳寿・下役人からと、Ⅰ、神代ー文字文化を持っていない古事記(稗田阿礼、712年)、「日本書紀」(太安万侶、720年)に基づいて、イザナミ・イザナギから大国主命からはじまり、今上天皇までのルーツとロマン、Ⅱ、中世の波乱万丈の世界と題して、聖徳太子からの流れが書かれ、配布しました資料も参考にして、我が国の神代と古代史を彩った英雄と謎の人物について、各代の補足声明もあり、楽しくも実りの多い研修となりました。
また、竹田恒泰著の「現代語古事記」より、歴代天皇系図と古代の日本・古代の近畿地方も資料として配布させていただき、皆さんにも活用頂いたようで、最後に、次回12月の歴研について、計画通り21日(水)に開催することを確認しました。