歴研のバス研修で福井市へ
21日のふるさと歴史研究会は、市マナビー号を利用してのバス研修です。9時には参加者が揃い早速バスへ乗車、高速に入ってから館長から今回のミスティリー研修について説明し、まずは、ミッシェランにも掲載されました日本の庭園上位の「養浩館」へ。町の中に今も静寂を保ちながら人を引き付ける大名庭園を堪能、子どもにかえって池の鯉に餌やりも行いながら日本庭園の魅力に接することができました。
次に隣接する福井市歴史資料館へ。福井市の生い立ちからの歴史がしっかりと展示されており、柴田勝家と松平家によって造られた城下町の歴史に触れながら、福井震災の酷い被害状況と今日の福井市を研鑽。昼食越前そばで有名な笏谷蕎麦に舌つづみをうち、柴田勝家とお市の肩が祀られています西光寺を参拝後、勝家が築造した九十九橋(半分は木造、あとの半分は石造り)を車中から見学と説明を受け、北ノ庄跡へ。町中に眠る当時の城に思いを馳せながらお市の方の三女像の前で、田上の三女の記念写真も。最後に、福井城の石垣を見ながら「加賀口の門跡」を見てきました。加賀藩の勇士にとって隣の福井は松平家の敵国でありますが、その歴史の一端に触れることができたバス研修となりました。