9月の歴史研究会
月一回第四水曜日に開催しています「ふるさと歴史研究会」の9月度会を27日の午前開催、定期的に参加頂く20名余の皆さんに加え新たな参加者もあり、歴史研究会は、着実な歩みを続けています。
8月には、金沢大学の先生から、田上郷とも関係の深い「律令時代と道公」について講演を頂きましたが、今回は、亀田さんから地域の歴史の研究を始めてから10年が経過したこともあり、これまで研究成果を発表してきたことをまとめた際に、新たに発見した『田上遺跡群と一斉移転の謎に迫る』について、地図を示しながら、下田上に集中する村々が、鎌倉時代を最後に一斉に消えてしまったことを詳細に説明され、田上の5つの遺跡の同時放棄が田上郷の村落の成り立ちを探るうえで、重要な発見となったことなど、絶え間ない研究の成果の発表に、参加者からも質問も出され、理解を深めあいました。なお、亀田さんが10年の成果として新たにまとめられました資料(鈴見と牛坂を除く)について、公民館としてどう資料化していくか報告もさせて頂きました。
10月の歴研は25日に座学として開催することになっており、皆さんのご参加をお願いいたします。