かしわぎ学級閉級式で記念講演を
7日(水)の午前、6月から始まりました今年度の「かしわぎ学級」は、6回の講座や作品づくり、健康教室、料理講座等を終えて修了、最後に、竹上粟ヶ崎公民館館長(医科大名誉教授、ウィルス学)から『地球上の小さな( )ウィルス』と題した講演を聞き、一人ひとり2修了書を手渡し、7名の皆勤者と11名の精勤者に記念品を贈呈、反省会を兼ねた昼食会で、皆さんから評価と課題等の言葉も頂きました。
講演された竹上粟ヶ崎公民館館長は、本年、金沢医科大教授を退官し公民館館長に就任された素晴らしい人で、話しぶりや講演内容も分かりやすく、私と違って久しぶりに紳士の話を聞いたと受講者からも大好評でした。
話の内容は、スライドを使ってウイルスとは何かから始まり、進化と成長によって様々な感染症を引き起こしているが、悪いウィルスはほんの僅かで、パニックになったり極端に恐れていては防御することは不可能で、感染経路をしっかり把握して対応して欲しいと強調されました。また、講演の終わりには、大部分のウイルスは無害なものが多く、自然環境の中で生きており、地球上では共立し共生している生き物達も多数あり、ウイルスもその一つであり、改めて命の大事さを共に考えていきたいと結ばれました。