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金沢市田上公民館ブログ

Kanazawa Tagami Community Center 石川県金沢市田上地区の公民館活動の紹介とご案内、地域のみなさまとの円滑なコミュニケーションの推進のために・・・

歴史研究会開催・時宗道場を学ぶ

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8月の歴研
資料①
 23日(水)の午前、暑い中でしたが座学でふるさと歴史研究会を開催、開会と資料説明の後、亀田さんから、『下若松の時宗道場は若松本泉寺より100年古い』と「時宗と熊野信仰とのかかわり」について、2部構成の資料をもとに歴史的な出来事を含め亀田さんが研究してきたことを、一遍上人が開祖した時宗の歴史を含め蓮如上人を中心にしてきた歴史について、改めて新たな視点から若松本泉寺より100年も早い時期に時宗道場が栄えていたと指摘されました。
 また、医王は語る福光や金沢市史Ⅰ原始・古代・中世等から、時宗過去帳と吉江、一向一揆以前の加賀路の時衆、宇多須山合戦と北加賀等についても、熱っぽく語りました。
 いくつかの質疑を交わし最後に、次回9月27日(水)と10月25日の歴史研究会の方向も報告して確認いただきました。
絵図を書く亀田さん
資料②

6月の歴研「若松本泉寺と加賀一向一揆」で開催

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6月の歴研
平瀬先生
一向一揆関係図
 28日(水)の午前、6月のふるさと歴史研究会を、平瀬先生からの「若松本泉寺と加賀一向一揆」で開催しました。5月の高尾城址等の視察研修を終え、久しぶりの先生をお招きしての特別講演となり、多くの皆さんに集まっていただきました。
 開会では、平瀬先生が3月に金大を退官しましたが、退官時に行った表題の講演が好評だったとお聞きしお願いしたものであるとの挨拶を後、先生の自己紹介から始めていただき、スライドと拡大しました資料を中心に、加賀一向一揆の概略から始まり、なぜ移転先に若松を選んだのか?との研究の狙いを話され、第1章どのような寺なのか?、第2章加賀国内の諸勢力との関係は?第3章なぜ移転先に若松を選んだのか?と分り易く説明し、越中の一向宗わ指導する役割も果たすため、本泉寺にとって若松はちょうど良い立地だったのでないだろうかと結ばれました。
 松尾三郎さんの話もあり、歴研で作成しました「地名・字名」の本の活用、村田さんから旧道・二俣越え道の思い出もかたっていだたぎき、『百姓の持ちたる国』についての質問なども出され、およそ100年続いた「加賀一向一揆」の前半では、若松本泉寺が大きな役割を果たしていたことも知ることができました。
開会挨拶を
歴研報道
若松本泉寺関係地名分布図

5月の歴研は、高尾城址へ

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高尾城址で
冨樫像の前で
 4月実施のふるさと歴史研究会は、悪天候のため5月に延期していましたが、24日(水)の午前、11名の参加により、高尾城址と野々市市郷土資料館等の現地視察研修として開催いたしました。
 今回は天候にも恵まれ、久しぶりの外での視察研修で、前もって厳しい道のりですよと言ってありましたので、それなりの準備と体制で参加いただき、まずは、資料等の説明をしてから高尾城址に向かいました。階段の少し険しい登りでしたが、千本目となった前山野市長の植樹の桜の前で記念写真を。山野氏にはSNSで公民館で記念写真を撮ったと報告、山野氏からは恥ずかしながらとの返事もいただきました。登り切った頂上は見晴らしも良く城址は見晴らし台に相応しいもので、新聞等の報道もありました「コジョウ」の無断工事なども説明し、つぎの御廟谷に。
 県指定史跡にされています御廟谷の富樫氏の墓は、額谷石切り場跡から階段を登る厳しい山道でもあり、6名の勇士に挑戦をお願いし、残りは、額東神社から富樫館跡石碑を視察して、市の郷土資料館で6名の勇士を待ち、合流後、最後の富樫家国公像で記念主審を取り帰りました。歩くことによって新しい発見ができたとの感想もいただき、次も計画して欲しいとの要望もありました。
御廟谷に向かう勇士
山野市長千本植樹

4年度最後のふるさと歴史研究会は説明だけで

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亀田さんの説明も
令和5年3月の歴研資料
 22日(水)の午前、4年度最後のふるさと歴史研究会を開催しましたが、あいにくとMBC決勝と重なりましたので、新年度4・5・6月の日程説明と、私からの照円寺地獄極楽絵図に合わせ、4月に開催します高尾城址事前視察内容等をパワーポイントで説明し、「地獄極楽自己診断表」を配布させていただきました。
 亀田さんからは、これまで研究と調査を続けてきました「戸室山麓・清水町の地名小字といわれ」について、加賀藩御用菓子司森八の包み紙等から判明した内容も併せてポイントののみを説明し、5月開催の歴研で詳細に報告することにいたしました。
 なお、新年度最初の4月は、26日水曜日午前9時に集合し、高尾城址と富樫氏遺産等を視察研修することにいたしました。また、5月24日は、亀田さんお話で実施し、6月28日は、金沢大学を退官されました平瀬先生から、「若松本泉寺と一向一揆」について、先生の研究成果を報告してもらうことになっています。
私からも
高尾城址も

2月の歴研は、市文化財保存活用と一向一揆関連遺跡を学ぶ

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令和5年2月の歴研
景山さんの講演
2月歴研資料
 22日(水)の午前、1月は雪のため中止としました「ふるさと歴史研究会」を、予定していまし市文化財保護課の影山課長補佐と歴史都市推進課の向井主査の2名に再度来館していただき、案内してありました『加賀一向一揆関連遺跡と古道知用さ報告書~二俣越えなど市文化財保存活用地域計画~』をテーマに、2名から説明をいただきました。
 景山さんからは、昨年度とりまとめ文化庁からも確認されました「金沢市文化財保存活用地域計画~歴史文化遺産保存活用マスタープラン及び行動計画~」について、概要版と団体への補助制度の創設等について、スライドを使っての丁寧な報告があり、歴史研究会で取り組みを進めています田上地域から文化遺産のプラン登録を行い、具体的な取り組みを先駆的に展開して欲しいと要望されました。
 向井さんからは、資料「加賀一向一揆関連遺跡と古道ー砂子坂道場跡と本泉寺の調査ー」について、資料とスライドで、加賀における一向宗本願寺派の流れと年表を説明し、砂子坂道場跡の伝光徳寺地区と伝善徳寺の遺跡調査から判明した蓮如上人との関わりや年代の想定、堀跡など、金沢と福光に渡るいせきについて、使用際な報告をいただき、二俣本泉寺庭園遺跡について、調査結果をもとに、若松本泉寺との関わり等についても、報告をいただきました。
 なお、3月のふるさと歴史研究会は、22日(水)の午前で座学で開催することにしています。
向井さんの講演
スライドで説明

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