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金沢市田上公民館だより

Kanazawa Tagami Community Center 石川県金沢市田上、杜の里地区の公民館活動・行事の紹介とご案内、地域のみなさまとの円滑なコミュニケーションの推進のために・・・

4年度最後のふるさと歴史研究会は説明だけで

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亀田さんの説明も
令和5年3月の歴研資料
 22日(水)の午前、4年度最後のふるさと歴史研究会を開催しましたが、あいにくとMBC決勝と重なりましたので、新年度4・5・6月の日程説明と、私からの照円寺地獄極楽絵図に合わせ、4月に開催します高尾城址事前視察内容等をパワーポイントで説明し、「地獄極楽自己診断表」を配布させていただきました。
 亀田さんからは、これまで研究と調査を続けてきました「戸室山麓・清水町の地名小字といわれ」について、加賀藩御用菓子司森八の包み紙等から判明した内容も併せてポイントののみを説明し、5月開催の歴研で詳細に報告することにいたしました。
 なお、新年度最初の4月は、26日水曜日午前9時に集合し、高尾城址と富樫氏遺産等を視察研修することにいたしました。また、5月24日は、亀田さんお話で実施し、6月28日は、金沢大学を退官されました平瀬先生から、「若松本泉寺と一向一揆」について、先生の研究成果を報告してもらうことになっています。
私からも
高尾城址も

2月の歴研は、市文化財保存活用と一向一揆関連遺跡を学ぶ

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令和5年2月の歴研
景山さんの講演
2月歴研資料
 22日(水)の午前、1月は雪のため中止としました「ふるさと歴史研究会」を、予定していまし市文化財保護課の影山課長補佐と歴史都市推進課の向井主査の2名に再度来館していただき、案内してありました『加賀一向一揆関連遺跡と古道知用さ報告書~二俣越えなど市文化財保存活用地域計画~』をテーマに、2名から説明をいただきました。
 景山さんからは、昨年度とりまとめ文化庁からも確認されました「金沢市文化財保存活用地域計画~歴史文化遺産保存活用マスタープラン及び行動計画~」について、概要版と団体への補助制度の創設等について、スライドを使っての丁寧な報告があり、歴史研究会で取り組みを進めています田上地域から文化遺産のプラン登録を行い、具体的な取り組みを先駆的に展開して欲しいと要望されました。
 向井さんからは、資料「加賀一向一揆関連遺跡と古道ー砂子坂道場跡と本泉寺の調査ー」について、資料とスライドで、加賀における一向宗本願寺派の流れと年表を説明し、砂子坂道場跡の伝光徳寺地区と伝善徳寺の遺跡調査から判明した蓮如上人との関わりや年代の想定、堀跡など、金沢と福光に渡るいせきについて、使用際な報告をいただき、二俣本泉寺庭園遺跡について、調査結果をもとに、若松本泉寺との関わり等についても、報告をいただきました。
 なお、3月のふるさと歴史研究会は、22日(水)の午前で座学で開催することにしています。
向井さんの講演
スライドで説明

12月の歴研は、渤海と加賀・能登を研修

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古畑先生から
渤海領域図
渤海とは
 21日(水)の午前開催しましたふるさと歴史研究会は、金沢大学・古畑教授から、「渤海国とは・・・~渤海海使と加賀・能登~」について、あつい話をいただきました。
 先生からは、講演資料と資料偏をもとに、スライドを使って、来年は加賀立国1200年となりますが、国府について、小松との通説はあるものの渤海使との関係から金沢付近説とし、古代の田上郷の区域内・田上駅付近と想定していると説明した後、渤海領域図を示しながら、渤海国とはについて年表も併せて説明、渤海使・遣渤海使と加賀・能登について、それぞれ34回と13回もあったと報告、とりわけ加賀・能登・北陸との関係を話されました。最後に、渤海使と河北潟周辺の遺跡群との関係を説明し加賀国府の問題を整理され、加賀国府金沢説と渤海使との関係をまとめられました。
歴研資料
河北潟周辺遺跡図
開会と資料説明

歴研で勝興寺などバス研修会

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唐門前で記念写真
国宝本堂の軒のサル
30日の水曜日、ふるさと歴史研究会は、9名の参加を得て高岡市の国宝に認定されることになっています「勝興寺」と富山市の北前船廻船問屋森家と隣の馬場家、富岩運河環水公園をバスで訪ね研鑽を深めました‼️
9時に公民館を元気に出発、最初に甦った大伽藍・国宝勝興寺です。ガイドさんの案内により、京都興正寺から移築され復元された檜皮葺の素晴らしい唐門で記念写真の後、巨大な国宝本堂へ。参拝後龍に見立てた柱の傷や軒の四隅に置いてある猿を探し、国宝の式台から台所と井戸、書院などを見学、城郭を思わせる望楼形式の鼓堂から総門横からバスに乗車、新湊きっときと市場で昼食休憩、午後からは富山市の北前船廻船問屋森家と隣の馬場家の国の重要文化財問屋型町屋を案内してもらい感心しながら素晴らしい建物を堪能して、富岩運河環水公園へ。あいにくと雨が降り出し残念ながら世界で一番美しいと言われていますスタバから、公園を見て帰館しました‼️
森家前で
富岩運河環水公園

10月の歴研は、田上地域の埋蔵文化財で開催

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谷口さんの説明
出土品を手に取って
 26日(水)の午前、ふるさと歴史研究会を特別講演会20回で「田上地域の埋蔵文化財について」を、市埋蔵文化財センター・谷口所長から、山側環状道路建設時の遺跡を含め、地域における8つの遺跡ー若松遺跡・田上北遺跡・田上西遺跡・田上東遺跡・田上南遺跡・榊原神社遺跡・田上本町遺跡・旧上野射撃場遺跡について、スライドを使いどんな場所で発掘をしたか、どんな建物跡が出てきたか、また、埋蔵物の種類や特徴等について詳細に説明を受け、埋蔵文化財地域における建設行為等いくつかの質問もあり、理解を深めることができました。
 各地域の埋蔵文化遺跡は、縄文時代からものもありますが、多くは弥生、古墳時代の建物跡や遺物が発掘されたそうで、持参された土器を説明、管区国からの青磁陶器のかけらもあり、さらに、内面を黒く色づけした貴重土器もあり、新鮮な驚きで研鑽を深めることができました。また、田上西遺跡では、旧浅野川の流れた場所も発掘され、石川郡と河北郡との郡境も絵図から理解できたとの発言もあり、しかも、谷口氏から、田上の駅の所在地についての個人的な見解も出され、歴史研究会としては意を大きくすることができました。
 なお、公民館には、写真で掲載したように、田上地域の舞ぞ文化財発掘調査報告冊子もすべて整いましたので、関心のある方は公民館で学習いただければ幸いです。
旧浅野川が
旧浅野川が①
公民館の市埋文調査冊子

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