
今年度も金大留学生(日研生)と「田上の会・里親」によるバス研修会が、29日の晩秋も終わりの日に、白山麓の各施設見学と伝統芸能・でくの舞研修を行い、共に新たな発見を確認したバス研修旅行となりました。
晩秋の終わりとは言え白山麓の木々の紅葉や手取渓谷の景観は素晴らしく、天然記念物に指定されている五十谷大杉やお供仏杉は今も力強さを私達に伝えてくれました。特に、今回は、国指定重要無形民俗文化財に指定されている「東二口文弥人形浄瑠璃(でくの舞)」の見学が重要な研修であり、地元村落の八名が演じる『源氏烏帽子折』の初段を見ることができ、感激の極みでした。
また、今回特別に参加頂いた金大文学部教授と学生(残念ながら石川県の学生は居なかった)から、人形浄瑠璃の話や保存に向けての話し合いができたことも大変参考になりましたが、留学生には、難しく理解できなかったようでした。
第16回の市婦人会研究大会が、27日開催され公民館を代表して参加いたしました。
来賓の市長、議長からは、婦人会活動の重要性と実績や20年度努力目標である「人と自然と調和」-あいさつで始まる地域づくりに取り組もうーに対する評価が話され、全校下あげての更なる運動の展開が要請された。
残念?ながら我が校下には婦人会組織はありませんがか、町会も公民館や各団体においても女性の参加とパワーは大変重要であり、大切なものであります。これからも、各町会の婦人・女性会とも連携を取りながら、参加の輪を広げていくための努力が必要と、集会に参加し思いを深めた一日でした。

報告が遅れましたが、毎年恒例の町連・公民館合同研修会が11月21日開催され、板谷町連会長は、健康を守る会の発足やグッドマナー実践への取り組みなど新事業報告を含め一年間の活動を報告し、さらなる安心・安全の町づくりへの決意を訴え、新年3日に互礼会を開催し町づくりへの思いをさらに充実・強化していこうと提起された。
公民館からは、今年度の事業に対するお礼と今後の取り組み方針が発表され、お互いに協力しあいながら地域づくり・人づくり・町づくり進めていくことが報告された。
研修会でお互いの取り組み等を確認し、力強く前進していくことを誓い合った後、先に北國文化賞を受賞された中川公民館相談役に、お祝いとお礼を込めた花束を贈呈し、氏から今後の思いを含めてお礼の挨拶がありました。
町会と公民館、そして各種団体が一同に集まり、研修と思いを語り合う場となりました。

本年度第2弾のゆうゆうゼミナール「地震のはなしあれこれ」(語り部:金沢大学名誉教授、石川県立自然史資料館館長河野芳輝先生)が18日、公民館2階講堂で開かれ、河野先生から地震の大きさ、発生数、発生場所、原因などの基礎知識や石川県で起きた地震と歴史、能登半島地震、金沢市直下の活断層、田上周辺で発生する可能性等について写真やグラフ、動画による説明を加えてわかりやすく紹介されました。40名の参加者からも活発に質問が飛び交い、身近に起きるかもしれない地震の可能性を聞き、これまで以上に防災意識を高めることができたことと思います。
「300年間の記録によると平均して20~30年に一回は被害の生じる地震が石川県内のどこかで発生している」
「活断層に近いから危険、遠いから安全とは決して言えない」
「被災するかどうかは、運に左右される(?)」
「阪神淡路大震災のあと行なわれた金沢市梅田地区の森本断層調査(※)により森本活断層の存在を確認し、山側である田上地区が震源になることもありうる」
ことを聞き、今晩から寝室に懐中電灯と避難袋を置いて寝ることに決意した深いいいお話でした。(ふ)
(※)このとき見つかった断層の「はぎ取り標本」を河野先生が館長を務める石川県立自然史資料館で見ることができます。ご興味のある方は一度足を運んでみてください。
15日、「里山プロジェクト」シンポジウムが金大自然科学系図書館大会議室で開催され、地域の一員として参加いたしました。
このシンポは、里山の生物多様性保全をテーマに、ー森・川・海のつながりを活かした人のいとなみーについて、短時間ながら各講師から的確な報告と課題提起がなされ、大変考えさせられたシンポジウムでした。

確かに、里山・里海・里川の定義と区域はあいまいではありますが、各講師からの報告も森や川や海は、それぞれつながりをもって、地域に恵み・生態系サービスをもたらしていることが強調され、最近の人間活動でこのつながりが軽視されることにより、いろいろな豊かさを失っていると警告されました。
ゆうゆうぜみなーるが11月18日(火) 午後7時30分より田上公民館2階講堂で開催されます。
「ゆうゆうぜみな~る」は、田上公民館地区にお住まいのその道に詳しい専門の方を語り部としてお招きして、
この地域の事や私たちの身近に起こる出来事などをテーマに、ひざを交えて語り合う気楽な集いです。
今回の語り部(講師)は、地震防災に詳しい、石川県立自然史資料館長の河野 芳輝先生にお願いし、
「地震の話あれこれ・・・私たちの田上地区は?」と題したテーマについて語っていただきます。
いつもの通り、先生のお話の後は、ご参加いただいた皆様から質問などいただきながらさらに理解を
深めていただく予定です。大勢の皆様のご参加をお待ちしております。
●語り部のご紹介
河野芳輝(こうのよしてる)先生
金沢大学名誉教授(地球物理学)理学博士。
文部科学省海洋研究開発機構プログラムディレクターや石川県防災会議地震対策専門委員会委員長など地震災害に関係する数々の役職を歴任。2006年防災功労者防災担当大臣表彰を受賞。
現在は石川県立自然史資料館館長としてご活躍中。
参加申し込み不要です。お誘いあわせのうえお越しください。

田上小学校が、県内小学校四校のみに指定された「いしかわ学校版環境ISO認定」に取り上げられ、人にも・環境にもやさしい学校をめざして取り組むことになりました。
校長先生も指定されたばかりであり、「定着と発展にはまだまだ時間がかかる」と報告に見えられましたが、地域も家庭もこの素晴らしい機会を活かした運動を連携して取り組んでいきたいものです。

金沢刑務所から町会・公民館役員対象に施設見学の要請があり、9日、20名の参加者と一緒に刑務所内の施設見学を実施いたしました。
当日は、各役員の所用が重なり参加者は少なくなりましたが、久しぶりに刑務所内の各施設を見学でき、意見交換も行い、町連会長から「今後とも施設開放や情報公開に努められ、住民の安心感醸成に応えて頂きたい」と要請も行いました。
写真は、施設のしおりから抜粋した講堂に掲示されています棟方志功画伯の油絵です。この絵は、画伯が刑務所の受刑者を慰めるために描いた100号の油絵「山海頌図・山の恩、海の恩」です。意見交換でも受刑者の実態等について、理解を深めましたが、画伯の思いが本当に受刑者の皆さんに届いているのか、受刑者の皆さんがどんな思いでこの絵を眺めているのでしょうか・・・

「仮称・大学門前町ホタルの会」は、これまで二回の準備会を開催、ホタル生息のための水質調査を実施してほしいとの要望があり、今年ゲンジホタルが乱舞した角間川の水質と現地調査した「ゾンタニ」と「鈴見せせらぎ」の水を比較検査するため、市の協力と指導を受け、七日の日、事務局で五箇所の水をくみ上げ、保健所に検査をお願いいたしました。
12月には、これらの水質検査結果も報告できる予定であり、準備会から本格的な「ホタルの会」を地域に作っていく計画です。会費の徴収もありますが、多くの皆さんの参加をお願いし、ホタルが飛び交う町づくりを進めて行きたいものです。
昨日のかしわぎ学級に引き続き、6日、今年度で四回目となる「もちのき学級」の閉級式を開催いたしました。これまで8回開催してきた教室の写真を資料として取りまとめ、アンケートと一緒に反省も併せて実施、修了証書と皆勤賞を一人ひとり手渡しお互いの健闘を祝いあいました。
アンケートや反省会で出されました意見・要望は、次年度開催に活かしていくことをお約束し、もっと
多くの女性の参加を知人・友人に呼びかけていくことを誓い合いました。
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