台風一過、秋の青空?ではありません。真夏の太陽のように燦燦と照りつける中、第63回兼中運動会が『火山のごとく 荒波のごとく 雷光のごとく』をテーマーに元気一杯繰り広げられました。開会式では、外気温33度℃ではありましたが、そこは若い兼六魂の生徒たち、汗をかきながらの力一杯の応援合戦や「兼中の乱」と命名された騎馬戦など14種目で優勝をめざしての闘いが展開されました。
灼熱の太陽に負けない闘いの結果、総合優勝は「青組」が獲得、黄組、赤組の順番となりましたが、応援の部では黄組が、団旗では赤組の力作が選ばれました。久しぶりに、元気あふれる若者の力に、大きな勇気と元気を貰ったような運動会でした。
もちのき学級も特別講座を含めると7回目になりますが、今回は、県埋蔵文化財センターでの研修と「勾玉(まがたま)」づくりです。
近くにある施設ですが、なかなか訪れる機会もなく初めて見学する人も多く、埋蔵品の泥落としや保管場所も視察することができ、また、展示室にあります平成12年に津幡町加茂遺跡で発掘された重要文化財「加賀牓示札」(レプリカ)についての説明も聞き、お触れ書きの厳しさには現在でも通用するものが多々あると頷いていました。
そして、今回の目玉「勾玉」づくりです。古代人に帰って、石で角落としと丸みづけは真剣そのもの、紙ペーパーがあればもっと綺麗に早くできるのにと呟きも。そして、手作りのキリを上手に回しながらの穴あけが最後です。穴から外れ手こずっていたようですが、無事完成、用意したひもを通して出来上がりです。いずれも素晴らしい出来栄えで、早速首にかけてお互いに確認し合いました。