3月の歴研は「戸室山麓6ヶ町の昔と今と未来」を研修
23日(水)の午前、今年度最後となりますふるさと歴史研究会を開催、先に中山町の岡嶋さんから戸室山麓の地名と字名についての研究報告いただきましたが、今回は、さらに亀田さんとも連携を取りながら研究を進め、内容も深めた結果として「戸室山麓6ヶ町の昔と今と未来」と題して、報告をいただきました。
館長の開会挨拶で、玉川資料館での新春展示会の冊子の説明後、田上と中山の石引道等でのつながりや角間川の源流が中山のため池であること、角間川のホタルも中山のたまものなど、縁とつながりが深いことをほうこくさせていただき、あわせて、今月の26日(土)の午後1時30分から開催される「金沢市文化財保存活用地域計画 国認定記念フォーラム」に私もパネラーとして参加することなど、フォーラムへの参加をお願いさせていただきました。
岡嶋さんからは、32ページに及ぶ研究成果資料をもとに、戸室山誕生と戸室山麓の年表から話が進められ、6ヶ町(俵・中山・小豆沢・戸室新保・戸室別所・湯谷原)のそれぞれの地名と字名のいわれについて、地図もしめしながら詳細に報告され、研究成果の深化が分かる説明でもありました。最後には、戸室山麓にあります施設の一覧と内容や長年研究してきました「石引の道」についても、話され、岡嶋さんのご苦労と熱心さが伺いできた研修となりました。