6月の歴研「若松本泉寺と加賀一向一揆」で開催
28日(水)の午前、6月のふるさと歴史研究会を、平瀬先生からの「若松本泉寺と加賀一向一揆」で開催しました。5月の高尾城址等の視察研修を終え、久しぶりの先生をお招きしての特別講演となり、多くの皆さんに集まっていただきました。
開会では、平瀬先生が3月に金大を退官しましたが、退官時に行った表題の講演が好評だったとお聞きしお願いしたものであるとの挨拶を後、先生の自己紹介から始めていただき、スライドと拡大しました資料を中心に、加賀一向一揆の概略から始まり、なぜ移転先に若松を選んだのか?との研究の狙いを話され、第1章どのような寺なのか?、第2章加賀国内の諸勢力との関係は?第3章なぜ移転先に若松を選んだのか?と分り易く説明し、越中の一向宗わ指導する役割も果たすため、本泉寺にとって若松はちょうど良い立地だったのでないだろうかと結ばれました。
松尾三郎さんの話もあり、歴研で作成しました「地名・字名」の本の活用、村田さんから旧道・二俣越え道の思い出もかたっていだたぎき、『百姓の持ちたる国』についての質問なども出され、およそ100年続いた「加賀一向一揆」の前半では、若松本泉寺が大きな役割を果たしていたことも知ることができました。