「かしわぎ学級」4回目は「知っておきたい和食の作法」と題して,金沢国際ホテルで行いました。
講座の前にはホテル内のブライダルエリアの見学を行い,ホテルに併設されている神社や教会の案内をしてもらいました。

どちらも明るい雰囲気で,ガラス張りの向こうから日差しがもれ,未来を誓い合う二人には思い出に残るところとなるのではないかと思われました。
「知っておきたい和食の作法」の講座は地下1階に会場を移し,まずは和食の種類の説明のあと,会席料理が始まりました。
ナプキンの使い方や割り箸の割り方,箸置きに置いた箸の手に取る作法などから説明してもらい,時々「そうなんだ」という声がもれていました。

そのほかにも料理をどの順番でどこから食べるのかとか,器のふたの置き方,食べ終わったときのマナーなど,普段はほとんど意識せずに食事をしていたことを思い知らされる講座でした。
それでも「同席している人に不快感を与えずに,楽しく美味しくごちそうを召し上がっていただければ細かいことは気にしなくてもいいですよ」と言われて,ほっとした気持ちで出てきたごちそうをいただきました。
1時間あまりの和食の作法の講座でしたが,美味しいごちそうに心もお腹も満たされた「かしわぎ学級」でした。
夏休みの一日,8月9日水曜日の午前中に公民館の講堂で小学生対象の「夏休みこども寄せ植え講座」が行われました。
これは自分たちの手で多肉植物の寄せ植えを作り,少しでも植物に触れたり,大切にしたりする心を育てようと企画したものです。
講師は総合園芸(バーンズ)代表取締役社長の徳本真一先生です。
こどもたちはまず寄せ植えをする容器選びから始めます。
徳本先生の用意してくれた色とりどりの車の形をした鉢を選び,次にたくさんある多肉植物の中から好みの6種類を選びます。
その多肉植物の根っこに付いた土を大部分落とし,代わって水ゴケでくるみます。そして6つの多肉植物を上手に鉢の中に入れていきます。周りのすきまにも水ゴケをうめていき,きれいに整ったら完成です。

こどもたちは苦労しながらも,6つの多肉植物の組合せ方を工夫し,見栄えも工夫し,なかなか素敵な寄せ植えを作り上げていました。

こどもたちの感想をいくつか紹介すると
「植物についてよく知れたし,初心者の自分でもわかった。わかんないとこも教えてくれたし,アドバイスもくれました。大切に育てようと思った。また行きたいなと思いました。」
「とても楽しかった。よせ植えはむずかしかったけど,できたときの達成感がたくさんあった。できればだったけど,サボテンもほしかった。」
「最初は何をするかわからなくて,心配だったけど,楽しくて,大事に植物を育てたいと思いました。」
「植木ばちがかわいかった。6こも選べるのがうれしかった。」
「先生の話をしっかりと聞いて作ったので上手にできたからとても楽しかったし,自分で作ったものを大きく育てたいです」

といったような感想があり,全員が「とてもよかった」と答えていました。
今頃自分の家で素敵な室内装飾として飾られているのではないでしょうか。これからも大切に育てていってほしいものです。

今年も田上小学校,杜の里小学校,朝霧台小学校のこどもたちの夏休みの作品展を開催します。
各学校から選ばれた素敵な作品を公民館に集めて展示していまます。
ぜひご観覧ください。
開催日
9月9日(土) 9:00~12:00
9月11日(月)~14日(木) 9:00~17:00
なお,優秀作には学校からは「校長賞」,公民館からは「館長賞」を後日贈呈します。
さて,どんな作品がならんでいるのか?
ぜひ公民館へおいでください。
8月27日に田上地区の市民防災訓練が行われましたが,この日に田上公民館として,自主避難場所になった時にどんな備品が公民館にはあるのかを確認しました。
この日の市民防災訓練に参加した公民館役員が一度公民館に集合し,主事から備品の保管場所や内容の確認をしました。

実際に避難所を運営するのは金沢市であり,公民館は場所を提供するという立場ですが,万が一の場合に誰が駆けつけられるかわからないので,とりあえず公民館役員として確認を行いました。
毛布や非常用の備品など,これまで公民館役員も定期的に確認をしていたわけではないので,今後は1年に1回は公民館役員の研修を行う必要性を感じました。