第47回田上公民館俳句教室『山河句会』
Posted by 金沢市田上公民館 on
27日の土曜日、第47回山河句会を開催しました。今回は、グランドゴルフ大会もあり開会は15時からとなりましたが、欠席は2名(内1名は投句)と盛会の句会となりました。
《先生選句》
・母の忌や母似といはれ吾亦紅(河野尚子)
・少年の襟の剃りあと爽やかに(田上ナツ子)
・林檎むく母似の手足大きかり(谷内瑞江)
・爽やかにチェロの音色や師を偲ぶ(関戸正彦)
・診察日が入院となり秋夕焼け(谷内瑞江)
・さはやかや愛がテーマの俳句展(新出祐子)
・虫の音も二胡の音色に静まれり(関戸正彦)
・朝顔の終の一花や紅の濃き(田上ナツ子)
・人の世に月見いろいろ一人酌む(守田君江)
・さはやかに千古の杜を風抜けり(河野尚子)
・犬と人共に老いたり萩の道(新出祐子)
・鉄塔に昼月掲げ芒原(守田君江)
・爽やかに浜風抜ける醤蔵(ひしおぐら)(関戸正彦)
・十五から男踊りを風の盆(上木恵子)
・秋高し恋路の浜の鳶の舞(上田芳美)
・法要を済ませて語る夜長かな(福田暁美)
・峠みちにはかに暗く秋しぐれ(石川千波)