今年度最後の歴史研究会
Posted by 金沢市田上公民館 on
25日の午前、今年度最後となります「ふるさと歴史研究会」が、泉副館長の進行で始まり、館長から新幹線開業に関しての歴史的な話、亀田さんから『角間』に関しての歴史的な説明がありました。
私からは、北陸新幹線開業に関して、新幹線のルートと北国街道・下街道の重なりや参勤交代の話しの他、加賀藩上屋敷(現東大)や板橋の下屋敷、駒場と前田家屋敷、牟礼の中間地など、幾つかの資料を提供しながら説明させて頂き、新幹線で東京へ行ったら加賀藩所縁の地も訪問して頂きたいとお願いもいたしました。
亀田さんからは、今回の本テーマであります角間についてであります。氏の研究成果をもとに、「角間の成り立ちの謎に迫る」と題して、上角間集落は古代に生まれ、下角間集落は藩政時代に誕生したと「角間」が二つ存在したことから始まり、「ハリツケ」問題地や焼き払いにあったことなど、田上町・若松町・角間町の境界地図や昭和22年の航空写真(米軍が撮影)を指しながら詳細な説明があり、参加者は、初めて聞く話に関心を寄せ質問等も交わしながら歴史のおもしろさに触れることができたようでした。
新年度最初の歴史研究会は、第4水曜日の4月22日(水)午前10時から座学で始まります。故郷の歴史に関心のある方は自由に参加することができます。誘い合ってご参加頂きますようお願いいたします。