11月のふるさと歴史研究会
25日の午前、11月度のふるさと歴史研究会を開催しました。講師をお願いしています亀田さんが風邪気味なこともあり、私からこれまでの取り組んできましたことについて、各展示会等で収集してきました資料を配布し説明させて頂きました。
最初に、木の芽峠に関して、蓮如上人御影道中の経路と日程を説明、次に、近世資料館で開催されています「幕末維新期の加賀藩」の展示資料から、幕末維新期の加賀藩年表を。引き続き、鈴見の鋳造所と田上塩硝蔵跡に関連して、加賀・能登り台場跡を報告し、木の芽峠に関係して水戸天狗党の動きと金沢との関係を、小立野から参加しています中野さんから資料の提供も頂き説明頂きました。
亀田さんからは、市・県・金沢大学の「発掘調査報告書」を読み研究し発見してきました①縄文時代の集落、②弥生前期にゼロとなったこと、③弥生後期でまた集落が急に大きくなったこと等について、道の君の役割を報告、④奈良時代の各郷の推定域と遺跡分布、地名と字名を田上郷を中心話され、田上郷がとても豊かで栄えた地であったと結び、歴史上になかなかあらわれてこない無念さを訴えられました。次回12月の研究会は、16日に座学として開催することを確認させて頂きました。