杜の里小3年生のホタル飼育と観察学習
大学門前町ホタルの会は、9年前の結成から一貫してホタルの幼虫飼育と鈴見せせらぎ用水等への放流を実施していますが、27日からの班別飼育と観察を前にして、26日の午前、3年生(3クラス・84名)の総合学習を活用して「ホタルの幼虫飼育と観察」の事前研修会として、3年生の1組から3組まで、順に『ホタルの宿』(NPO金沢杜の里事務所)を訪れてもらい、ホタルの先生と自慢しています私から、8回目の飼育と観察や今年のせせらぎ用水のホタルの出現数、秋のもりっこ研究発表会での学習にも活かして欲しいと挨拶し、ホタルの宿主の鈴坂さんとホタルの里親亀田さんを紹介させて頂きましたが、3年生は皆両氏の名前を知っており、亀田さんからの飼育と観察における注意事項をしっかりと聞いて頂きました。説明後は、カワニナをピンセットでつまんで水槽に移すことや優しい水の入れ替え、スポイトを使ってのゴミ等の吸引も練習して頂きましたが、スポイトの使い方が難しそうで子等は難儀していました。
今回の飼育と観察用のホタルの幼虫は、昨年と違ってゲンジもヘイケも成長が早く、もうすでに何回かの脱皮も体験しており、幼虫の数も100匹程度と換気用は充分と、ホタルの里親・亀田さんの苦労話にも耳を傾けて頂きました。明日からは、11月30日の鈴見せせらぎ用水への放流まで、4名・1班で順番に幼虫の飼育と観察を行うことにしています。