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金沢市田上公民館だより

Kanazawa Tagami Community Center 石川県金沢市田上、杜の里地区の公民館活動・行事の紹介とご案内、地域のみなさまとの円滑なコミュニケーションの推進のために・・・

歴研で「律令国家の支配と道公」を研鑽

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開会の挨拶で趣旨を説明
田上郷の木簡説明
 23日の午前、ふるさと歴史研究会を特別講演Ⅹ「律令国家の支配と道公」で開催、講演には、吉永金沢大学准教授をお願いしました。当日は、40人余の歴史に関心を持つ人に参加頂き、先生から、田上郷と道公の支配等について熱心に聞いて頂きました。
 歴研は、館長の開会の挨拶から始まり、館長から野々市の三日市遺跡や広坂遺跡と官道跡により田上の駅の存在にも触れ、吉永先生の話により疑問等を解消して欲しいとお願いしました。先生からは、スライドを使って、律令国家の地方支配について、律令の規定に基づき、二官八省を中核として統治していたことや律(刑罰的法規)と令(行政的法規)について最初に説明され、地方支配のシステムについて、行政区画を五幾七道に区分、東海道も北陸道も七道であったことも報告、8世紀初期の「国ー群ー里」のシステムが、里を郷に変更し、郷の下に里を設置、田上郷も当然のこととして誕生していることなど話されました。
 また、加賀の国(能登の国はあり、越前の国だった)のできるまでも面白く話され、日本だけに存在しています戸籍や貴重な紙の話もあり、長岡京から発掘された「田上郷と道公」の説明等により、田上郷についての理解を深めることができた講演会となりました。
7世紀のアジア情勢も

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