ホタルの会のカワニナ放流
11日の午前中、角間川水系をたどり蛍の幼虫の餌になります「カワニナ」を200匹余を採集し、昨年から試し的に放流をしています角間川上流の金沢大学敷地内に架かる紫陽花橋の上と下でカワニナを放流してみました。ここ近年、若松地内を流れる角間川では蛍が自然発生的に飛び交うようになりましたが、もとは、角間川上流の中山地内から流れ着いたものと推定され、金大敷地内を流れる角間川も絶好のポイントであり、蛍の幼虫と餌のカワニナを放流していますが、亀田ホタルの里親によれば、幼虫が好むような場所ではなく、昨年もホタルの発生はありませんでした。しかし、絶好のポイントでもあり、もう少し続けてみることにいたしました。
次は、若松地内の花田橋と中瀬橋間の角間川です。毎年、数多くのホタルの乱舞があり、橋の上から観賞できるスポットとして有名になっていますが、幼虫の放流ではなく今年もカワニナを放流いたしました。楽しみです。
最後は、杜の里小学校の児童と一緒にホタルの幼虫の飼育を続け、9回目となります「せせらぎ用水」へ昨年11月に児童たちの手で放流しましたが、4月に入ったことから再度餌となりますカワニナを放流しました。このせせらぎ用水も、蛍にとって最適な環境下にあり、数年前には、大発生し素晴らしい乱舞を堪能することができましたが、ここ数年は20匹前後のホタル発生であり、児童たちの期待を裏切っています。今回も、願いを込めてカワニナを放流しました。期待したいと思います。