NPO金沢杜の里の総会と講演会
3日(日)の午前、特定非営利活動法人NPO金沢杜の里平成30年度通常総会が、金沢市立杜の里児童館で開催され、昨年度の事業・収支決算報告を確認し、先人達の大切な生活の場であった里山の緑地と自然環境を、将来にわたり守り、育てる自然環境保全事業を推進し、杜の里地域ならではの景観を創りだし、人と自然が共に生きている実感のある街づくりをめざすなどの新年度事業の実施方針と、6百万余の事業予算を満場一致承認し、高野理事長を先頭とする新年度役員を再任して活動の活発化を期していくことを誓い合いました。
なお、総会終了後に、『イノシシ等の害獣被害状況及び被害対策について』を、石川県猟友会金沢支部の藤井理事からスライドやビデオを使っての詳細な講演があり、行政の縦割を打破して地域ぐるみで対応と対策していかなければならないとの力強い訴えもあり、地域での取り組みの重要性が繰り返し強調され、参加者からの質問にも丁寧に答えて頂きました。イノシシ・ハクビシン・熊・狸・猿など、近年の増加と町中への出没は激しいものがあり、NPO金沢杜の里の新たな取り組み課題として提起されたようでした。