旭町青年団によります茅の輪づくり
23日から24日の二日間、旭町青年団は、昨年の牛坂神社しめ飾り作りの継承に引き続き、公民館としても水井文化教養部副部長にプロジェクト事業を依頼してありました「茅の輪」作りに取り組んで頂きました。土曜日には、河北潟で茅の輪づくりのためのカヤ刈から始まり、日曜日に、経験者から茅の輪の作り方を習い、青年団が汗を流しながら組み立てました。
今年の公民館事業で、地域の伝統や文化・民俗を復元しながら次の世代に継承しようと、①若松飴の復元プロジェクト、②しめ縄・茅の輪づくり継承プロジェクト、③なる木せめの復元プロジェクト、④虫送り太鼓の復元と虫送り行列プロジェクトを計画していますが、
旭町青年団がさっそく取り組んで頂きました。皆さんも牛坂神社で夏越の祓い・茅の輪くぐりをしてみてください。
この大祓いは、6月30日に行われ、夏越の祓(なごしのはらえ)と言われています。特にこの梅雨の時期から夏にかけては、天然痘などの疫病がはやることが多かったようです。そういった疫病除けに茅の輪が有効と考えられていたようです。また、大祓では茅の輪をくぐるだけではなく、ひとがたに切った白紙などの人形の身体に息を吹きかけ、身代わりとして水に流す。という儀式も行われます。