6月の俳句教室・山河句会
5月の山河句会は休会となり、田上公民館俳句教室・山河句会を23日に第89回として開催しました。今回のお題は「新茶」ですが、先生からも高評価を頂きました。なお、岩見さんがオブ参加し7月句会から参加することになりました。
◎先生選句(清記順)
・鯛一尾さらり食して夏料理(広瀬信子)
・夏至の夜や入棺惜しみ人集ふ(松田好子)
・枕元にちひろの絵本明け易し(河野尚子)
・亡き兄の若き姿やサングラス(松田好子)
・父母の歳を越えて新茶汲む(守田君江)
・日々のうさサッカーで晴れ梅雨一夜福田暁美)
・梅雨晴れの月山ともに野送りす(松田好子)
・藤棚の暗きところに鬼の住む(広瀬信子)
・新茶には萩の茶碗と妻が言ひ(関戸正彦)
・遠き日の祖父母思える新茶かな(谷内瑞江)
・伝統の毛針自慢や鮎を釣る(関戸正彦)
・散居村青田を染むる夕日かな(河野尚子)
・ジグザグに体縮め蛇跳べり(新出祐子)
・蛙色の雨合羽の子雨蛙(肩 幸宏)
・朝早く巣立ちし燕空の青(田上ナツ子)
・里山の木漏れ日の中百合咲けり(上田好美)