金大生の地元学(聞き書き)報告会を牛坂神社で開催
8月5日(日)午前9時から金沢市旭町の牛坂八幡神社において、金沢大学生によります「聞き書き報告会」が開催されました。この報告会は、金沢大学の授業科目「地元学(聞き書き)」の成果報告会です。今年は、青年団によります河北潟での葦の刈り取りから茅の輪つくりにより6月30日に茅の輪くぐりが開催された際、参加しました金大生と佐川先生から、牛坂八幡神社のしめ縄つくりに30年ぶりに取り組んだ青年団の活動を取り上げ、現在の青年団のしめ縄つくりを指導された旧青年団の大先輩・押田さんのお話を聞かせて頂き、さらに、旭町に生まれてと青地さんから昔の生活・助け合いとしめ縄つくり・旭町の情報社会等を聞き書き本にまとめたものです。この報告会には、現青年団の皆さんや地域の皆さんがご参加して、かつての青年団の取り組みや50年前の旭町の様子などについて、互いに語り合うことができました。聞き書きつくりに参加した学生たちも、自分たちが作成した聞き書き本に関わって、大勢の地域の皆さんが集まり、熱い語りを展開されたことに大きな刺激を受けることができました。旭町の皆さんも、次の世代にも引き繋いでいく資料ができたと、金大生に感謝の言葉を送りました。