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金沢市田上公民館ブログ

Kanazawa Tagami Community Center 石川県金沢市田上地区の公民館活動の紹介とご案内、地域のみなさまとの円滑なコミュニケーションの推進のために・・・

第91回俳句教室「山河句会」

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野分立つ
 28日(土)の午後、91回目となります田上公民館俳句教室「山河句会」を、お題「野分」を含めた俳句4句で選句・披講後、先生選句と講評を頂きました。次回は、9月22日(土)にお題「黍」で開催します。
【先生選句】
・濃淡の朝霧迫る峠越ゆ(広瀬信子)      
・行く道は稲穂の黄色空の青(池端良伸)
・街路樹の立ち枯れに触れる夕野分(松田好子)
・鉢合わせ木を去るつぶて蝉と鳥(新出祐子)
・野分ゆく鎮守の杜をどよめかせ(河野尚子)
・寂しさや朝日に光る草の露(岩見博子)
・岩肌に赤き矢印登山道(河野尚子)
・ほほづきの赤より赤し君の紅(肩 幸宏)
・空蝉が束に下がれる期のひと葉(新出祐子)
 ※添削―木のひと葉束に下がれる蝉の殻
・子を守る母の姿や原爆忌(上木惠子)
・車窓より広き黍畑どこまでも(谷内瑞江)
・満開の紫紺のハーブ涼しかり(田上ナツ子)
・家揺すり雀騒がす夜の野分(新出祐子)
・盆の月街一円を照らすなり(守田君江)
・ねぶた果て闇へ大蛇の消えゆけり(河野尚子) ・枕ならべ本読む子らの夏の夜(松田好子)
・月星の間行く鳥影涼し(池端良伸)
・野分立つ木々の葉舞ふや散歩道(福田暁美)
・畑仕事終えて一息秋茜(上田芳美)
・日焼けして二泊三日の家族旅(関戸正彦)
浜に野分

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