俳句教室第101回山河句会
22日(土)の午後、田上公民館俳句教室第101回山河句会を12名の出席(1名投句、1名欠席)で開催され、お題として出された「梅雨」・「衣替え」を含めた4句の提出で選句し、中條先生から講評と添削頂きました。なお、7月の句会は休会としますが、お題「洗」の俳句を含め当季雑詠4句を投句頂き、先生選句と講評を頂きます。締め切りは、7月20日です。
【先生選句】
・更衣車両一気に白と化す(池端良伸)
・衣替えかたづけ下手な母白寿(上田芳美)
・菖蒲園一株ごとに名を持てり(上木惠子)
・向かい風土の匂いの梅雨に入り(岩見博子・7点)
・亡き父や我が手に蛍握らせし(松田好子)
・身の丈に合ふた生き方小判草(池端良伸)
・青空と白き睡蓮水鏡(新出祐子)
・じゃが芋の咲いて女の立ち話(谷内瑞江)
・遠く見るしゃくとり虫の立ち姿(岩見博子)
・ふる里は家族総出の麦刈日(守田君江)
・傘たたむ真鍮のごとと梅雨の月(肩 幸宏)
・青梅を拡げて香る一夜かな(田上ナツ子)
・衣替えまぶしく見ゆる白い腕(関戸正彦)
・霊山の湧水掬ふ木下闇(河野尚子)
・梅雨の朝道草ひとり一年生(福田暁美)