歴研は、金大・青木先生の特別講演
24日(水)の午前、ふるさと歴史研究会が、特別講演17「金沢の街の成り立ちと自然災害」と題して、金沢大学の青木賢人先生から熱いお話を頂き、出席しました50名の皆さんは分かりやすい説明にうなづきながら熱心に聞き入っていたようです。
開会は会長から、ふるさと歴史研究会の開催と内容等の説明後、テレビでも津波等自然災害の解説もなされていた地理学の先生であると簡単な紹介をさせて頂き、講演会は始まりました。先生のお話は、金沢の街の成り立ちを、金沢城から始まり、なぜ、この台地に城を築城されたか、そして、この台地はどうして出来上がってきたかなど、町の成り立ちとその理由等をスライドを使って分かりやすく説明頂きました。そのポイントは、「金沢の城は城下町を生み、城は、台地と平野部、犀川、浅野川で成り立ち、この台地と城は、洪水と地震、噴火、崩壊ででき、この自然がなければ金沢はなかった。従って、金沢に暮らすためには、これらとどう付き合いどう心構えをしながら、防災・減災の積み重ねながら対応していくことが大切」とのまとめでした。
質問もいくつか出され、1時間30分におよぶ熱い講演会は好評のうち終わりました。8月の歴史研究会は、休会とし9月25日から再開することも連絡して終了しました。