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金沢市田上公民館だより

Kanazawa Tagami Community Center 石川県金沢市田上、杜の里地区の公民館活動・行事の紹介とご案内、地域のみなさまとの円滑なコミュニケーションの推進のために・・・

第103回山河句会開催

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太きゅうり
 24日(土)の午後、103回目の俳句教室・山河句会を開催、先生は都合で不参加となりましたが、見学者1名の参加もあり、12名の皆さんから4句の俳句を提出いただき、見学者も含めて皆で選句、得点3点以上を獲得した句を報告します。なお、これらの句は後日、先生の先駆と添削、講評をいただくことにしています。
◎句会者選句(清記順・3点以上を掲載)
・指先のしなやかに伸び風の盆(池端良伸・6点)      
・脱ぐために五分の傷あり蝉の殻(肩 幸宏)
・葛の花青天井へ威勢よく(守田君江)
・ビル街のゴジラのごとし雲の峰(松田好子)
・酒粕に酔ふて漬け込む太きゅうり(田上ナツ子・7点、最高点)
・空蝉を篭一杯の児の笑顔(関戸正彦)
・九回の裏夏空へ枯らす声(肩 幸宏)
・一匹を五人家族のうなぎの日(新出祐子)
・踊り終へ空見上ぐれば盆の月(上田芳美)
・台風の去って見知らぬ鳥の群れ(上木惠子)
・鈍色の霞む医王嶺夏の果て(田上ナツ子)
・学校の便りが届き秋に入る(関戸正彦)
・マズルカはショパンの日記秋(あき)薔薇(さうび)(肩 幸宏)
・折紙の金魚浮かべて見たるかな(上木惠子)
・流燈のひとつ岸辺を離れずに(河野尚子)
・炎天下死闘の涙さわやかに(福田暁美)
・冷蔵庫氷落つ音今朝の秋(谷内瑞江)
・サイレンに耳を澄ませる終戦日(岩見博子)
※1、令和元年第103回山河句会は、都合により先生が休まれましたので、参加者によります選句をまとめました。なお、後日、
    先生の選句と添削を送ります。
※2、9月句会は、9月13日(金)の19時から「お月見の夕コンサート」で吟行します。参加者は、吟行句一句とお題の「月」と当季
    雑詠句3句を提出願います。なお、当日は、19時に公民館に集合して出発します。

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