歴研で牛坂村と浅川村を研鑽
27日(水)の午前、ふるさと歴史研究会を開催、冒頭、館長から「加賀一向一揆関連遺跡と古道調査の成果報告会」資料などいくつかの資料を説明し、早速、亀田さんからおさらいを含めまずは浅川の汚職事件を報告し「鈴見・若松・旭町地域の通学校」の変遷説明、引き続き、牛坂村の研究を進めています安村さんから『資料から読み解く「牛坂村」の姿』について、明治時代の絵図等をスライドで発表しながら、①「牛坂」の由来、②「牛坂村地籍図」と「昭和37年空中写真」の比較、③五筋の坂道をわかりやすく説明、中でも、歌川広重の手による「鶴間坂図」は新鮮な驚きをもって知ることができました。また、旭町には、小立野台地に上る坂道が主に5本姉ことをスライドを使って説明、特に、牛坂から野坂へのつながりがわかり石引の道でもあります「野坂」の歴史的な位置づけと整備が求められます。
安村さんには無理をお願いしてのお話になりましたが、氏の探求は深く古文書を読み解くため金大の教室に通っての成果もあり、次の講演に期待が寄せられています。また、今回から俵から前町会長の参加があり、同じ浅川村管内として俵の歴史等のお話も頂くようお願いさせて頂きました。
12月の歴研は休会となりますが、1月22日(水)には、特別講演会19として外部講師によります「明治維新と加賀藩」で開催します。誘い合ってご参加賜りますようお願いいたします。