第107回「山河句会」の初句会
25日(土)の午後、田上公民館俳句教室第107回「山河句会」の初句会がお年玉大会として開催、6点の高得点を獲得しました池端さんの句が最優秀を獲得しました。
◎お年玉賞
・どんど焼片目入らぬ達磨投げ(6点・池端良伸)
・島ひとつすっぽり包み冬銀河(5点・河野尚子)
・寒明の仏頂面を洗ひけり(5点・肩 幸宏)
◎先生選句(清記順)
・冬帽子コロッケ一つ手みやげに(谷内瑞江)
・大寒や電子マネーがやってきた(新出祐子)
・島ひとつすっぽり包み冬銀河(河野尚子)
・寒明の仏頂面を洗ひけり(肩 幸宏)
・日のぬくみ重ね米寿の敷松葉( 〃 )
・かまいたちどさりと巨漢倒れけり(岩見博子)
・米を研ぐ釜の明るさ日脚伸ぶ(池端良伸)
・元旦や静けさといふ音ありぬ(新出祐子)
・冬夕焼向こふの丘のシルエット(上木惠子)
・凧揚げや静止飛行の烏くる(新出祐子)
・春近し土盛り上がる種の鉢(田上ナツ子)
・まゆ玉に光りとけ込むあしたかな( 〃 )
・冬温し地球の危機の気にかかる(石川千波)
・初御講心安らぐ時過ごす(上田芳美)
・初めての柚べし作りになごみたり(福田暁美)
・大寒の雨音優し厨窓(松田好子)
・針供養歩みきし道糧となり(守田君江)
・もてなしのドームに吹き込む加賀しぐれ(関戸正彦)