金沢まちづくり市民シンポジウム
15日(土)の午後、金沢市まちづくり市民シンポジウムが開催され、山野市長から地域主体の持続可能なまちづくりを考えようと、市内のまちづくり協定が44地域になったことも含めた開会あいさつの後、西村神戸芸術工科大学教授から、「住民主体のまちづくり~これまでとこれから~」について、スライドを使って分かりやすい基調講演があり、「町」から「まち」づくりになってきたことや地域住民主体による取り組みと行政の連携が大切なことを話されました。
引き続き、地域の特色を生かした魅力あるまちづくりについて、金石町の旧町名復活への取り組みと評価等が鶴山町連会長から、寺町通りの沿線における無電中化事業を契機としたまちづくりが、宮本寺町通り沿線を良くする会会長から報告され、まちづくりによせる熱い思いを受け止めました。引き続き、パネル討議となり、前市公連事務局長だった甚田新竪町3丁目会長であり商店会代表から、風俗業の進出を食い止めるための取り組みとまちづくり協定への経過も熱く語られ、西村先生といくつかの質疑を交わしました。
最後に、先生から、まつりは通りが舞台であり自分達のまちの特有の共有物として取り組んで行って欲しい。また、まちの特色を話し合い見つけ出してまちづくりを進めていくことの大切さも訴え、いずれにしても熱い思いを持った住民とリーダーの行動が大切だと話されました。