第122回山河句会は吟行で
24日(土)の午後、122回目の田上公民館俳句教室「山河句会」は、金沢レトロの建築めぐりを大にしました吟行です。当初は、国立工芸館視察でしたが、残念ながら休館とのことで、工芸館を構成しています国登録有形文化財の旧陸軍第九師団司令部庁舎と旧陸軍金沢偕行社を外から眺め、国指定重要文化財の杞憂金澤陸軍兵器支廠兵器庫であり、旧金沢美術大学として使われ現在は、いしかわ赤レンガミュージアムとして石川県立歴史博物館の無料区域を見学しながら苦吟しました。
4つ目は、国登録有形文化財の旧陸軍第九師団長官舎であります県立美術館広坂別館ですが、その前に、美術の小径から新緑の本多の森を堪能しながら大拙館を見ながら旧本多家庭園・松風閣から中村記念美術館へ、そこから歴史の小径を経由して4つ目の官舎へ。行く道すがら、旧本多家の古木に命の逞しさを感じながら俳句を口ずさみ、コロナ禍でも人も少なく静かな当時の面影を感じながらの楽しい吟行を終えることができました。
5月22日の句会まで、今回の吟行句を来週には提出いただき、先生の講評と添削、選句をいただくことになっていますので、皆さん頑張って提出願います。