城東Bの人権研修はZOOMで
20日(金)の夜、今年度の城東地区公民館連絡協議会によります人権学習会が、ZOOMで実施され、田上公民館は、館長は自宅、主事等は公民館でZOOMに参加して「同和問題」への理解を深めました。
今回の人権ネットワーク学習は、久しぶりの同和問題であり、石川県同和教育研究協議会・山口会長から「出会った人に教えられ 人間の強さとやさしさ~同和問題から学んだこと~」と題して、配布された資料を中心にZOOMで講演されました。先生は、奈良県の小学校教員時代等で学んだことを、石川の地で、差別を見抜き、差別を許さない同和教育の実践を熱心に話され、被差別部落の人々の運動・闘い、えた・非人・河原者と長い時代虐げられた時代の流れや全国水平社の取り組みと水平社宣言、2016年の「部落差別の解消の推進に関する法律」の誕生等の流れ等を、加賀藩の取り組みと差別等も含め資料から詳細に説明、参加者は理解を深めました。
ZOOMによります質疑もあり、現実の同和問題と実態や部落解放同盟と水平社の運動についての質疑も交わし、我が国の人権とジェンダーギャップ120位の乖離にも触れ、差別は差別される側に問題はなく差別する側に問題があると訴えられました。