第135回俳句教室山河句会
28日(土)の午後、田上公民館俳句教室第135回山河句会が、10名参加と投句1名で開催され、今回のお題「葉」・「若」を使った句を含め当季雑詠5句の提出により実施されました。
◎高得点
・無理じひの腕組む夫婦山笑ふ(関戸・5点)
◎先生選句(清記順)
・竹の皮脱げば若さの青のあり(池端良伸)
・亡き父の袷の身丈短かけり(肩 幸宏)
・日光を見せて隠して若楓(池端良伸)
・稲苗を植る学童泥まみれ(河野尚子)
・よもぎ摘む香り楽しみ食もまた(石川千波)
・ラッパ鳴り三年ぶりの祭りかな(関戸正彦)
・子の掬ひ右往左往の目高かな(河野尚子)
・猫どうし添い寝のいびき初夏の縁(福田暁美)
・聖五月四の五云わせぬ晴っぷり(池端良伸)
・こんな日か父の死にたき五月とは( 〃 )
・さえづりを少し離れてもう一羽(新出祐子)
・白帽の列すり抜けて若葉風(松田好子)
・芍薬は白磁の壺に活けにけり(上田芳美)
・越えて来し峠の一樹桐の花(田上ナツ子)
・丁字路を一直線に雉走り(上木惠子
なお、次回6月句会は、25日、お題「虫」・「池」で開催いたします。