12月の歴研は、渤海と加賀・能登を研修
21日(水)の午前開催しましたふるさと歴史研究会は、金沢大学・古畑教授から、「渤海国とは・・・~渤海海使と加賀・能登~」について、あつい話をいただきました。
先生からは、講演資料と資料偏をもとに、スライドを使って、来年は加賀立国1200年となりますが、国府について、小松との通説はあるものの渤海使との関係から金沢付近説とし、古代の田上郷の区域内・田上駅付近と想定していると説明した後、渤海領域図を示しながら、渤海国とはについて年表も併せて説明、渤海使・遣渤海使と加賀・能登について、それぞれ34回と13回もあったと報告、とりわけ加賀・能登・北陸との関係を話されました。最後に、渤海使と河北潟周辺の遺跡群との関係を説明し加賀国府の問題を整理され、加賀国府金沢説と渤海使との関係をまとめられました。