第1回かしわぎ(シニア)学級開級式と「邦楽コンサート」開催
今年度1回目のそして4年ぶりの「かしわぎ(シニア)学級」が7月19日水曜日の午前10時から行われました。
最初に開級式が行われ,館長の挨拶のあと,1回目の企画として「邦楽コンサート」が開催されました。
「邦楽コンサート」は「金沢芸術創造財団」の「お届けアーツプログラム」の一つで,様々な芸術,芸能活動を地域の人々に身近に鑑賞してもらう企画です。田上公民館ではプログラムの中から普段あまり聴くことのない邦楽の企画を選び,公民館の講堂に招いて邦楽鑑賞会を行いました。
出演は笛の藤舎眞衣さん,小唄・三味線の篠 登喜さん,同じく小唄・三味線の篠とき祐さんのお三方です。
まずは篠笛で「月」の演奏があり,そのあといろいろな笛の説明もありました。
参加者には小さな笛が渡されて,曲中に参加者も笛を吹いてみるという場面もありました。
また小唄のあとには小唄の説明もあり,「山中しぐれ」「坊主道成寺」のあとには「祇園小唄」と,講堂の椅子席ではなく畳の部屋でしっとり聴きたいような小唄も披露されました。
アンコールで聞き慣れた「百万石音頭」の演奏もあり,最後まで学級生を飽きさせない演奏会でした。
参加者の感想では「間近で邦楽を聴くのが初めてだったので,感動してとても良かったです。」「小唄のこと,笛のこと,三味線のこと何も知らなかったので,とてもためになりました。とても楽しかったです。」「直に聴く三味線に感動しました。きれいで涼しげな着物にも見とれました。」といったように,全員が「よかった」という感想でした。
今年度の開級式にふさわしい1回目のかしわぎ(シニア)学級でした。