第148回俳句教室山河句会開催
26日(土)の午後、第148回田上公民館俳句教室山河句会を開催いたしました。7月句会は休会となっており、お題の「新涼」と漢字「河・川」の俳句を含め、新たな試みとして取り入れました写真俳句も合わせて7句提出で、暑い句会となりましたが清記・披講・選句後先生選句と添削・講評もいただきました。
【先生選句】(清記順)
・夜風入れ部屋に満ちたる虫の声(新出祐子)
・爽やかな牧の白樺風に触れ(田上ナツ子)
・輝けり鮎も水面も釣り人も(安田由紀子)
・猫もしかり涼しき居場所あちこちと(福田暁美写真句)
・村に入り村を出るまで稲穂風 (河野尚子)
・町会長まんなか夏の朝体操(新出祐子)
・渓涼し人に寄り来る野生猿(河野尚子写真句)
・のんびりと何もせぬ日や草の花(池端良伸)
・天の川知床の地に車中泊(関戸正彦写真句)
・爽やかや馬場に駿馬の駆ける音(河野尚子)
・片陰に憩ふひととき親子猿(田上ナツ子写真句)
・泥流の跡凄まじき今朝の秋(松田好子写真句)
・木漏れ日の川面に蜻蛉追われ追ひ(本田誠一郎)
・新涼や喜寿の祝の朝の膳(上田芳美)
・来客を待ちて切りたる大西瓜(上木惠子)