第149回山河句会開催
9月句会は休会となりましたが、28日(土)の午後、公民館俳句教室第149回山河句会を、お題「露」と「夜」で開催いたしました。なお、11月句会は、25日(土)に開催いたします。
◎先生選句(清記順)
・黒瓦ほの白くなる良夜かな(松田好子)
・祭太鼓園児のばちの天を衝く(新出祐子)
・バーボンはロックときめて夜長かな(肩 幸宏)
・木犀の香の風に干す青きシャツ(田上ナツ子)
・里山の膝まで濡らす笹の露 (関戸正彦)
・風と色もらひて揺るる秋桜(本田誠一郎)
・理科室が夕焼けてゐる試験管(肩 幸宏)
・朝露の日に光る時師は逝きぬ(池端良伸)
・目覚めては夢のあと追ふ夜長かな(本田誠一郎)
・はしご酒妻の諭しの夜長かな(関戸正彦)
・校庭に残る糸瓜や風に踊り(河野尚子)
・遠く遠く貨車の音する夜寒かな(池端良伸)
・茸採り鈴の音軽く背なの籠(上田芳美)
・仏間より仰ぐ月夜の平和かな(福田暁美)
・秋夜や瑠璃のリングを嵌めてみる(安田由紀子)