市教第１回人権問題講演会に参加
１４日の午後、金沢市教育委員会主催の今年度第１回人権問題講演会が開催され、田上公民館から館長と小竹いきいき社会部副部長の２名が参加、部落差別について研鑽を深めました。
講演会は、臼井敏男氏（元朝日新聞論説委員）によります『部落差別をこえて～取材ノートから～』と、難しい課題についてでありましたが、氏の子供のころの体験と記者としての経験を踏まえた被差別部落の取材に基づくものであり、部落とはなにか。変わる部落。変わる教科書について、同和地区指定が全国で約４５００ヵ所があり、そこに住む人が焼く２２０万人いることを報告しながら変化してきたことを訴えられました。
また、差別の表れ方について、①「竹田の子守唄」を手掛かりに考える。②そこに部落の人がいないという前提で話が進む。③身内が部落の人と結婚するときにあらわれる差別。④就職差別と部落地名総鑑事件。⑤週刊朝日の橋下大阪市長についての連載記事について、説明され今も続いています差別的な対応を変えなければと強調。最後に、集団をひとくぐりとせず、個人と個人でじかに話し合う・手をたずさえ、差別しない!差別を許さない!!ことをお互いにしっかり心にきざんで欲しいと参加者に訴えられました。