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金沢市田上公民館ブログ

Kanazawa Tagami Community Center 石川県金沢市田上地区の公民館活動の紹介とご案内、地域のみなさまとの円滑なコミュニケーションの推進のために・・・

今年もありがとうございました・・・

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 公民館も28日で事務所を新年4日まで終了いたしますが、3日の10時から、山出市長にもご出席を頂き校下新年互礼会を開催いたします。各種団体の役員をはじめ多くの皆さんにご参集頂きますようお願いいたします。
 金浦絵図・田上煙硝蔵
公民館だよりによる初めての「田上検定」について、各設問に対します写真と説明をホームページブログに、順次掲載してきましたが、見て頂きましたか?これからも、順次校下の文化遺産等を掲載していきますので、ご意見等頂ければ幸いです。
 本年最後は、旧田上小学校跡地(藩政時代、田上煙硝蔵がありました)と金浦用水碑です。写真は、河北郡金浦組御仕立開地元文間絵図に記載されています「田上煙硝蔵」とその付近です。現在は、旧田上小学校跡地を運動広場に整備され、蔵のあった付近は住宅地となっていますが、藩政時代、五箇山から土清水の煙硝蔵と火薬製造所まで煙硝が運ばれた「煙硝の道」があり、関係して、二俣から若松への道や田上から戸室道などもありました。土清水とも関係の深い場所であり、鈴見には、大砲を製造したという鋳造所もあったようです。
 市指定歴史遺産である「金浦用水」は、藩政時代からこの地域一帯を潤した用水で、浅野川から取水する用水の中で最も上流からの用水で、全長約4kmにおよんでいます。また、地元では、関係者により年数回は、江戸時代に掘削されたという隧道見学もできるようで、田上小学校の歴史学習にも活用されています。旧田上小学校跡地・煙硝蔵跡地

旧田上小と金浦用水碑

公民館だより「田上検定」最終編

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 公民館だより第87号に掲載しました「あなたも今日からたがみ通・田上検定」に、10数名の皆さんから応募頂きましたが、残念ながら全問正解者はいませんでした。特に、問8と11での間違いがほとんどでした。今回の結果を踏まえ、部会でもさらに検討を加え、「田上検定」をシリーズ化していきたいと思っています。多くの皆さんに応募頂きありがとうございました。
 さて、問10は、旭町福祉センターで毎年正月に行っています「親様お講」「尼お講」で、お寺のお坊さんが読まれるお経を『お文様」と呼ばれています。
 問11は、田上町の番地で現在使われていない地名は、『卯』で、朝・神・子は現在も地名として残っています。
 問12最後の解答は、『下野』です。若松町では、現在も「京、上野、茨尾」は地名として残っており、若松町の松尾さんが昔からの地名とその由来に詳しく、「わがふるさと 今・むかし」にも掲載してあります。

英会話教室受講者の「Merry Christmas Card」!

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 留学生会館に掲示した「クリスマスカード」
今年最終の「留学生と英会話教室」では、授業終了後、お世話になっている留学生6名の皆さんと、同じ課程で学んでいるKUSEP(Kanazawa University Student Exchange Program・金沢大学短期留学プログラム)の皆さんに、研修している英語を駆使して「クリスマスカード」と「Happy New Yearカード」を作り贈呈することにし、講師をお願いしています6名の留学生に手渡しすると同時に、KUSEPの20数名の皆さんにも渡し、遠く離れた日本・金沢でのクリスマスと新年の幸せをカードに託しました。
 写真は、角間の金大留学生会館のコミュニティールームに掲示しましたカードです。会館で生活しています留学生の皆さんにもしっかりと読んで頂き、私たちの思いは伝わったようです。
 留学生の皆さん!風邪と健康に留意してガンバッテ下さい・・・

田上検定ー9ー

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 検定の9問は『田上はんた』です。田上・上山・湯涌谷などの地域「金浦郷」では、古くから歌われてきた郷土民謡がありました。「やんれ節」や「れんれ節」とも言われた『はんた』です。
 残念ながら、田上には保存会はありますが後継者も高齢化し現在は、田上新町や田上町の夏祭り・盆踊りで踊られるだけとなっていますが、再度、田上りんりんや若松じょんがら、虫送り太鼓など、郷土に埋もれつつある芸能や文化を掘り起こし再現していきたいものです。指導者や教室開催希望者の皆さんの声を公民館まで届けてください。
 郷土の民謡歌手に復元頂きました「田上はんた」の一節を紹介いたします。
 『ハァーアーアー
   それじゃい また出てたのんだい
         ハブライナ ハブライナ
  ハァーアーアー
   浅のイナーヨオ 川から犀
         チョイ チョイ 
   川までもレイナーヨイサ蜘蛛がイナーエ
         ヤ ハレナンジャイ
   巣を張る女郎蜘蛛がよ』

仮称・山側環状の美しい景観を創る会で市長に報告

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 美しい景観と町づくりで市長に報告と要望
公民館の役割でもある町づくりについて、これまで町連など各種団体と連携しながら取り組んできましたが、昨年、大学門前町ホタルの会を結成、ホタルが飛び交わう町づくりを進めてきました。今年は、この取り組みを進めながら、山側環状線沿いをもっと美しくしたいとの思いで、杜の里商店街、田上町連、材木町連、NPO杜の里金沢、田上第五・田上本町両区画整理組合、田上公民館などの団体で話し合いを進め、新年2月に「仮称・山側環状美しい景観を創る会」の結成準備会を開催し、5月には結成総会を開催することになり、これまでの経過を含め山出市長に報告と行政支援等を要望いたしました。
 また、同時に、鈴見橋から上田上橋までの浅野川沿いの堤防や河川敷を美しい景観にしようと、河川沿いの町会等の理解ももらいながら「仮称・学問の里浅野川愛護協会」の設立も検討を重ねてきており、新年には結成しまずは現状等を研鑽し清掃活動等を展開することにしています。この報告と市内を流れる浅野川沿いの景観づくりについても支援要請を行いました。
 新年度からは、金沢学生の町条例も制定される計画もあり、私たちの地域の人づくり・町づくりを皆さんと一緒に創りだしていきたいものです。

田上小学校秋の収穫祭

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 田上小収穫祭、上田副館長も大健闘!
今年の春に田植えし、草取り・稲刈り・はさ乾しなど、無農薬による昔からの田づくりともち米栽培に取り組んできました田上小五年生(総合学習・里山自然研修)は、収穫したもち米28kgで楽しい餅つき(20臼)による収穫祭を祝いあいました。
 蒸しあがったもち米と突きあがった餅を前に、五年生の目は輝き逞しい食欲を発揮、餅つきときな粉・あんこ・大根おろしを手伝った里山メートの皆さんと育友会の皆さんも、子供達の歓声と餅を美味しそうにほほばる姿に、寒さも疲れも吹っ飛んだようで、里山で地域の皆さんと一緒に学ぶ学習の大切さをこれからも続けていきたいと心も新たにしました収穫祭でした。
 出来上がった餅に児童の列が・・・
五年生の皆さんと里山メート・育友会の皆さん ご苦労様でした。

田上バドミントンクラブ初優勝!!!

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 市民大会堂々の優勝と三位入賞
20日の日曜日、第29回市民バドミントン大会が開催され、田上バドミントンクラブは、A・B2チームが参加、日頃の練習成果をいかんなく発揮し、リーグ戦を勝ち上がりBチーは市民大会初優勝を飾りました。また、Aチームも大健闘し第3位の好成績を勝ち取ることができました。
 田上バドミントンくらぶは、毎週火と金曜日、田上小学校体育館で愛好メンバーが集まり熱心な練習と交流・親睦を積み重ねており、今年の金沢市体育大会でも、強豪を打つ負かし堂々の3位入賞を果たしています。田上バドミントンクラブは、初心者の皆さんの参加や地域愛好者の皆さんの参加を待っています。

田上ライナーズ第29期生卒団式

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 卒団生の皆さんご苦労さまでした。
今年の大会で数々の好成績をあげてきました「田上ライナーズ」は、20日、その中心的な役割を果たしてきました第29期生の卒団式が、盛大かつ家族的な中で開催されました。
 公民館を代表して私も出席、ブロック大会優勝をはじめ市長杯準優勝や新人大会優勝、県大会準優勝と松井秀喜杯出場など、素晴らしい成績を讃え田上の名を高めて頂いたことに感謝し、来年は30周年になることからさらなる好成績と頑張り・努力をお願いいたしました。
 卒団式は例年通り、主将引継ぎや送辞・答辞の交換でチームの結束を確認、スライドで1年間の頑張りと思い出を楽しみ、新年度のチームを引っ張る5年生からの楽しいプレゼンツで腹を抱えて笑いあい、チーム関係者への卒団生からの感謝の言葉と贈り物が贈呈され、最後は、涙・涙の両親への贈り物となり素晴らしく家族的な卒団式が終了、参加者一同新年度の飛躍を誓い合いました。好成績を証明する数々のカップと盾・旗

田上検定ー8ー田上郷は・・・

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 大津市坂本の日吉大社
承平5年(935)にまとめられた日本で最古の百科事典である『和名類聚抄』に、当時の加賀の国加賀郡七郷の中に「田上の郷」が出てきます。その頃の浅野川上・中流域一帯は「田上の郷」と呼ばれる行政区画として設定されていたわけです。その後、鎌倉時代には「田上」は出てこなくなり、南北朝時代の14世紀半ば頃、貞和3年(1347)室町幕府の足利直義(将軍足利尊氏の弟)の文書に「守護代額用家の田上郷一方地頭職の押領を停止し、金子親定にそれを還付する」という記事が出てきます。
 つまり、田上郷の一区域の地頭職・金子大蔵左衛門之丞親定という人物が、加賀国の守護代額用家の横暴に対し、足利直義に直訴して返還命令が出たということです。
 しかし、金子一族の不祥事があり、その後2週間ほど経た7月21日、足利尊氏は近江の日吉神社に、加賀の国の田上郷と金浦と呼ばれるところを寄進しています。将軍に土地を没収されたのです。(わがふるさと今・むかしより)
 写真は、大津市坂本にある山王総本宮日吉(ひえ)大社の鳥居です。坂本は、この大社の門前町として栄え、石垣積みで有名な穴太衆の里として有名です。

田上検定ー7ー「牛坂」

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 鶴間坂・旧牛坂口
今回は、Q7「鶴間坂」です。小立野台地から旭町へ下る坂が現在三ルートありますが、旭町を経由して若松橋・田上橋へ至る坂が「鶴間坂」であり、戦前までは『牛坂』と呼ばれていました。
 この牛坂は、藩政時代から牛坂村として存在し、牛坂用水(現旭用水)もありかなりの人達が住んでいた所と言われています。この牛坂と小立野台を結ぶのが「牛坂」で、牛も乗りかねた険しい坂道であったそうで、藩政時代にはえらい人の牢屋もあったと記録されています。また、明治の初期には、『牛坂渡鳥』として金沢十景の一つに指定され、高台からや浅野川から眺める景観は素晴らしく、渡り鳥の時期になると多くの人達がこの景観を楽しんだと言われています。また、昭和初期の金沢百景では、牛坂の「びんのじ貝」の有名な地域として知られており、その用水は、今も絶えることなく流れていますが、残念ながらホタルは生息しておらず、ホタルの会としての重点地区にし今後、ホタルが飛び交う町づくりをしていくことにしています。金沢十景「牛坂渡鳥」

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