ZOOMwで日研生の修了発表会
昨年の10月から、金沢大学で学んでいます第25期日本語・日本文化研修プログラム留学生(日研生)10名は、田上の会・里親の皆さんとも交流を続け研鑽していましたが、2月からの新型コロナウイルス感染拡大があり、大学にも通えずオンライン授業を続け、課題研究にも取り組みその成果を、17日(月)の午後からのZOOMによります修了発表会で披露されました。
里親には大学と日研生からZOOMへの参加要請があり、6組の里親も参加する中、総合司会・林さん、一部、二部を羅さんの司会で始まり、一番に羅さんから「現代中国人の脱物質主義価値観の特徴と政治に関する意識の実態に関する一考察」のテーマで、経済的な豊かさから精神的・心の豊かさにどう向かっていくのかなどについて、都会と地方の違い等に分析を加えた難しい発表があり、参加者からの質問や感想もありました。
各日研生のテーマは、日中玉文化の同異性、色字共感覚、LGBTとカミングアウトにおける日本の対応や意識、芸者のイメージ、筋力トレーニングの意識、魚類嗜好に関する考察、口頭発表授業と学生、マンガにおける文末表現、共食場面の「遠慮の塊」比較など、多岐にわたっており、参加者からは好意的な感想や助言もあり、里親を代表して私からも感想を述べさせて頂きました。