歴研でイト場用水の再研修と田上郷と日吉神社を
２８日の午前、ふるさと歴史研究会を開催し用意しました多くの資料を中心に、館長と亀田さんから卓話を行いました。今回の歴研では、これまで学習してきましたテーマについても、スライドを活用してポイント的に再研修を試みさせて頂きました。テーマの一つは、イト様用水です。コピーされた資料では分かりにくい部分も、カメラ撮影の腕は別として、射水市資料館に保管されています若松村・角間村を中心としました江戸時代の絵図のスライドにより、用水が多く存在していることを再確認し、現在の用水と隧道部分のスライドによりより分かりやすく理解して頂きました。
次に、近世資料館夏季展「金沢城下における武士町と町人町」の絵図をスライド化し資料配布により、天神町や小立野地域の町割りを、手書きして頂きました。最後に、『加賀国田上郷金浦 日吉神社十禅師御服料所』について、亀田さんが日吉神社を訪れ撮影してきましたスライドを元に、田上本町地内に存在しています「茶の木」の地名との関係も説明され、第１２章「田上上郷・氏も田上郷・南禅寺領」の謎に迫ると題した研究成果も、先述の日吉神社との関係を含め説明されました。
自己研鑽のための金大学生が見つけた「谷内の宝物」の一部資料や百万石の大名家墓所など資料も多く配布させて頂き、１０月１９日（水）の歴史研究会を、市担当者の説明によります加賀八家墓所巡りとすることを確認して歴研は終了しました。